「抹茶にポリフェノールが含まれるって聞いたことあるけど、どのくらい含まれているんだろう?」
抹茶は健康だと思って摂取している方も多いですが、どこのどういう部分が健康だと説明できる人は少ないと思います。
抹茶には健康に関わるたくさんの成分が含まれていますが、ポリフェノールもそのうちの一つです。
今回は、抹茶にポリフェノールがどれだけ含まれるか。そのポリフェノールにはどんな効果があるかを解説していきます。
抹茶にはポリフェノールが多く含まれる!
ポリフェノールとは、多くの植物が持つ苦みや渋み成分のことです。
自然界に5000種類以上存在すると言われていますが、抹茶には”茶カテキン”という種類のポリフェノールがたくさん含まれています。
含まれるポリフェノールは緑茶の約2倍!
抹茶には100mlあたり約200mg、緑茶には100mlあたり約110mgのポリフェノールが含まれています。
ですので、抹茶には、ポリフェノールが緑茶の2倍も含まれていることになります。
抹茶と緑茶は製法や加工が違うだけで、基本的には同じ茶葉からできていますが、その含有量の差の理由としては、飲み方にあります。
実は抹茶は、茶葉をそのまま飲めるため、緑茶よりも効率的にポリフェノールをとることができるのです。
抹茶のポリフェノールの効果

抹茶のポリフェノールの効果には主に以下の二つがあります。
- 抗酸化作用
- ダイエット効果
この効果を出すために、ポリフェノールは1日1000~1500mg摂取することを目標とされています。
しかし、現代の日本人では、食事から約800mgしか摂取できていないと言われており、目標には達していません。
そこで、足りないポリフェノールを補うために、抹茶を1、2杯飲むだけで1日の目標摂取量を満たすことができるので、抹茶はポリフェノールを効率よく補える飲み物の一つです。
効果①抗酸化作用
ポリフェノールは体内の活性酸素を水と酸素に分解し無害にする力があります。
活性酸素とは、人が酸素を体に取りいれエネルギーを作るとき、ストレス、喫煙、紫外線に浴びたときなど日常生活で発生する物です。
活性酸素は、外から侵入する菌から体を守る働きがあります。
しかし、増えすぎると体の細胞も傷つけてしまい、病気や老化の原因となります。
そのため、抹茶を飲むことで活性酸素を無害にし、アンチエイジングの働きをしてくれます。
効果②ダイエット効果
ポリフェノールには、1つめに糖質や脂肪の吸収を抑える働き、2つめに脂肪の代謝を促進する働きがあるといわれています。
とくに、運動の1時間前にとることで脂肪燃焼効果を高めてくれます。
日常的にポリフェノールをとることは糖や脂肪の吸収を抑えて、脂肪の燃焼にも働き、ダイエットにとっても効果的です。

抹茶はポリフェノールを多く含んで、健康にいい!
今回は抹茶に含まれるポリフェノールの効果について紹介しました。
抹茶を1日1~2杯飲むことで、1日に必要なポリフェノールを補うことができます。
ポリフェノールには老化防止のための抗酸化作用や、肥満防止のための血糖値コントロールなどたくさんの効果があります。
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「抹茶を飲む機会なんてなかった…」という方も、これを機に生活に取りいれて、ほっと一息つきながら、日々の健康に生かしてくださいね!
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